ヴィヴィオの吸気・排気バルブを取り付けます


バルブを擦り合わが完了したので、バルブを取り付けました。

まずは、バルブステムシールを取り付けます

取り付ける場所は

バルブガイドの頭

これがシール

部品を取り寄せた時の状態まま袋に入っていて分かりにくいですね(^_^;)

袋から出すと

こんな感じ。


オイルを塗って、指で押し込んでいきます。

これを取り付けたら、いよいよバルブです。

まずは、スプリングシートを取り付けて、

次に、バルブステムにオイルを塗ってバルブを付けます。

バルブの先端に、なにか付着していますがハナクソではありません。
ベアリング・グリスです。

なぜ、塗ったかは後ほど説明します。

次はスプリングです。


スプリングは不等ピッチになっています。

ピッチが密になっているほうが
シリンダーヘッド側になります。

ヴィヴィオRX-Rの場合、フルリフト時のバネ長が23.9mmになります。

因みにセット時が、30.0mm。

つまりバルブのリフト量は6.1mm。

バネを23.9mmまで圧縮してみると密になっている方は23.9mmに達する前に完全に密着します。

つまり、密着してしまうとそこの部分は塊になってしまうので密になった方をヘッド側しておけば、バネの運動自体の慣性重量が減るということです。

以前、これを逆に組んだ方がよいと、おっしゃっていた方がいたのです。

その方がいうにはバルブがリフトし始めると、まずピッチの密になっているほうから動き出す。
なぜなら、”ピッチが密のほうが、スプリングレート(バネ定数)が低いから”

そうすると、ピッチの粗い方は密になっている方の上で動くので慣性重量が大きくなる。
さらに、ノーマルのリフト量では密になった部分は密着しないのでリテーナー側に組んだ方がよい。

とのことでした。

しかし、”ピッチが密になっているほうがスプリングレートが低い”とのことですが、
皆さん、高校の物理で習った”バネ定数(スプリングレート)”の求め方を思い出してください

バネ定数:k

k=Gd^4/8NaD^3

G:ばね材料の弾性係数
d:ばねの線径
Na:有効巻き数
D:平均コイル径

です。

物理の嫌いな方は上記の式は飛ばしていただいていいです。

つまり上記の式からわかることは
ピッチの粗さは、スプリングレートに関係ない。

そして、同じ材料・線径・コイル径なら巻き数が多い方がスプリングレートは低いということです。

もう1度、スプリングの写真を見て頂くと明らかにピッチが粗い方が巻き数が多い。

ピッチの粗い部分と密な部分を別のバネと考えた時
粗い方がスプリングレートは低いことになります。

この式と実際に縮めてみた結果
その方の理論は成り立たないと思えます。

皆さんは、どう思われますか?

今回はセオリー通りに組みます。

スプリングとつけたらリテーナーを乗せてバルブスプリングコンプレッサーでスプリングを圧縮していきます。

こんな感じ。これグリスがついてないですね(^_^;)

このリテーナーを止めるコッターピン

これです。

これが、このままではバルブステムに留まらない。

グリスを塗っておくと、ステムにコッターピンがへばり付くので作業がやりやすいのです。

バルブスプリングコンプレッサーを外すと

取り付け完了ヽ(^。^)ノ

これを16本やります。

面倒くさ~>゜))))彡

バルブ取り外し・バルブ摺合せともに、裏ワザがでましたが、

今回はありません(^_^;)地道にやるしかありません。

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