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番外編 なんで、カリーナEDはカッコイイのでしょう?


前々回、初代のカリーナEDの記事を書いたので

今日は

”なぜ、カリーナEDはカッコイイのか?”考えてみたいと思います。

ここでいうカリーナEDは初代の160系のことで

2代目・3台目は含みません。

それと、安っぽいキャッチコピーのように”なぜ、カリーナEDはカッコイイのか?”と先にいいましたので
ここではカリーナEDがカッコイイのは大前提で異論は受け付けません
Σ(゚д゚;)。

意義のある方はミニバンにでも乗っていて下さい(  ̄っ ̄)

 

では、始めましょう!

外観を眺めてみるとフロントグリルやテールの処理なども上手くまとめてあると思います。

なかなか、カッコイイ(^∇^)

でも、
これはこの年代のトヨタ車に共通の意匠でカリーナEDだけではありません。
それで、カッコイイというのであれば、この年代のトヨタ車はみんなカッコイイということになります。

じゃななにが、カリーナEDをカッコイイと感じさせるのか?

カリーナEDの型式は#T16#とあります。

同年代のカリーナ・セダンは#T15#です。

これはコロナ・セダンと同じ。

カリーナ・セダンは
当時、このクラスで室内が広いといわれたFFコロナの兄弟車です。

では、カリーナEDの#T16#というのは、

WRCや”私をスキーに連れてって”活躍した流面形セリカ

カッコイイ(≧▽≦)

コロナ・クーぺ

こちらもイイっヘ(゚∀゚*)ノ

の、兄弟車ということになります。

別に、兄弟車だからといってどうということもなのですが
先代の140系コロナは4ドアセダンと2ドアH/Tの車台は同じでしたから。
ただ、140系のコロナの4ドアは2ドアより70mmも車高が高い。

では、カリーナEDは、セリカ・コロナクーペと比べてどれくらい車高が高いでしょう。

手元にあるカタログを見てみますと

セリカ・コロナクーペが1,295mm

カリーナEDは1,310mm。

その差、僅か15mm

ちなみに150系コロナ・セダンが1,365mm。
140系コロナ・セダンが1,395mm。

4ドアとしは破格の低さです。

参考に同じ年代の日産のT12オースター

1,390mmとカリーナEDより80mmも高い。

S12シルビアが

カリーナEDより20mm高い、1,330mm

カリーナEDは4ドアでありながらクーペ並の車高しかないのです

さらに、


Aピラーの傾きはコロナ・セダンのそれよりコロナ・クーペのそれに近いのです。

車高が低いということは
ヘッドクリアランスを確保するためにシート座面を低くします。

そうすると、自然に足は前に投げ出す形になりますし
Aピラーも傾きがきついので圧迫感を減らすために
前席は後ろに下がってくる理屈になります。

その状態で、4ドアとしての後部座席の広さを確保しようとすれば、後部座席も後ろに下げなければなりません。
当然、後部座席も座面は低いので足を前に投げ出すことになりますので、その分も下げなくてはいけません。

しかし、後部座席を下げるといってもホイールベースという制約があります。

で、ホイールベースはというと

カリーナED・セリカ・コロナクーペ 2,535mm

コロナセダン              2,525mm

T12オースター            2,550mm

S12シルビア             2,425mm

と、FRのシルビア以外は似たり寄ったりです。

コロナセダンより10mm長く、オースターより15mm短い。

これでは、どうにもなりません。

仕方ない、後部座席に乗られる方は、窮屈なのは我慢していただきましょう。

それって、クーペの理屈じゃないの( ̄□ ̄;)

 

CMで”セダンのゆとりとクーペのフォルムが鮮やかに調和した”なんて言っていましたが
大ウソつきです。

カリーナEDは

”クーペのパッケージングで4ドアを作ちゃった(≧▽≦)”

ってなクルマな訳です。

”セダンのゆとり”なんて微塵にもありません。

かなり独創的なクルマですよ。

その後、似たようなコンセプトの車は、出てきますが・・。

更に、トヨタ初の車体剛性・安全性無視のセンターピラーレスハードトップ

つまり、
この割り切りの良さ・思いっきりの良さが見る者をして”カリーナEDをカッコイイと思わせるのです:*:・( ̄∀ ̄)・:*: