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なんでも新しければいいのか!?


EN07のオイルポンプです。

上がヴィヴィオのオイルポンプで、下がプレオのオイルポンプです。

モノは同じなのですが、片方が鋳造が荒いのです。

どちらが荒いと思いますか?
もちろんヴィヴィオ?

違います。

下のプレオのほうが粗いのです。

砂落とし・バリ取り・オイルラインの仕上げをしておきました

プレオのほうが荒い?

しかし、みなさん、年式が新しくなればなるほどモノが”良く”なるのではとおっしゃるかもしれません。

確かにそうです。

年式が新しくなれば改良されていきますからね。

この”改良”という言葉は曲者です。

何を持って改良というか?

コストダウンだって、メーカーからしてみれば改良です。

初期のものは、どれくらい耐久性があるかわからないので”オーバークオリティ”になっていることもあります。

また、モデルチェンジしてもエンジンが引き続き使われる場合は(ヴィヴィオでいえばプレオへチェンジ)、車重が重くなって、中低速重視になったりします。

これなんか、まさしく”改良”です。

しかし、自分は高回転の伸びを良くしたいのに、これのパーツを使っていたら、何をしているかわかりません。

ですから、安易に新しいモノを使うのではなくメーカーが何を目的として”改良”しているか考えて、自分の目指す方向と一致するかを考えて使わないと意味がありません。

また、変ってもいないのに、変っているといわれて、必要のない部品をいれて、余計なお金をだす破目に会うかもしれません。

他にも、実際に変っていても、それが必要かどうか?という問題もあります

例えば、ロードスターのBP-ZEのオイルポンプは、B6ーZEと共通と聞いたことがあります。
ですから、BP-ZEは可変バルタイの付いたBP-VEの腰下を使ったほうがいい。オイルポンプの容量もデカイから。

確かに、1800ccのBP-ZEと1600ccのB6-ZEが同じ容量なのも変な印象を受けます。
しかし、私の知る限りでは、BP-ZEは、特にオイルトラブルを聴いたことはありません。
林義正氏によればオイルポンプはチューニングし、高回転化して油量の絶対量が不足した場合に見直すとのことです

B6は元々ターボが前提でファミリアに載せてラリーに出ることを考えて作ってあるので、オイルポンプがオーバースペックだった可能性があります。それに大抵、ポイルポンプは容量に余裕があるそうです。

BPもファミリアに載せてラリーに出ていましたが、B6でデーターが取れていた可能性もあります。

BP-VEはBPーZEに対して、高回転・高出力化したので、オイルの容量が足りなくなったのかもしれません。

オイルトラブルもないのに、オイルポンプを大きくしたらフリクションロスを増やしているだけではないでしょうか?

なんでも

古いモノより

新しいモノほうが

良いのか?

よく考える必要があります。


ヴィヴィオ オイルポンプ分解


オイルポンプの手入れです

オイルポンプはいくつかあるので、数値のいいものを使います

今回、バラした腰下から外したポンプ

これが1番数値がよかった。

分解・点検したあとに、オイルラインはじめ各部のバリ取りを行ないました。