ロードスター BP-ZE シリンダーヘッド載せました


ロードスターのでシリンダーヘッドを組付けました。

組付前に、燃焼室の容積を確認します

燃焼室に穴のあいたアクリルに板を載せます。

謎の液体を

メスシリンダーの注ぎます

きっちり100mlまでいれます。

謎の液体をピペットで吸い取り

アクリル板で塞いだ燃焼室に満たします

メスシリンダーの残量をみれば燃焼室の容積がわかります。

今回、4気筒とも44~45ml(CC)に収まっていました。

これで”よし”とします

加工前が50.5ccでしたので、約6cc減ったことになります。

ノーマルの計算上の燃焼室の容積は57.46875cc。

ここから6cc減ったのですから、51.46875ccになります。

1気筒あたりの排気量が459.75ccですので
これを先ほどの数値でわります。

459.75÷51.46875=8.932604

ですから、圧縮比は約9.9になります。

ノーマルが9.0ですからかなり上がりますね。

では、ヘッドを組み付けていきましょう

まずは、ブロクのフランジ面を手入れします。

4ヶ月ちかくほっておいたのでサビが出ています。

まずは、スクレーパーでガスケットのカスやサビをとります。

なるべくオイル・冷却水のラインやボルト穴に入れたくないのですが
どうしても入ってしまいます。

ですから、作業後に掃除機を掛けて、仕上げにエアーブローします。
それが、終わったらオイルストーンを掛けて面を整えます。

作業後

随分と綺麗になりましたが
よくフランジ面をみると排気側の
冷却水のラインの周りが腐食しています。

ガスケットが吹き抜けていた可能性があります。

シリンダーは吹き抜けてはいないようですが
このエンジン軽いオーバーヒートをしているかもしれません。

今回、はなからヘッド面研する予定でしたので
シリンダーヘッドの歪を計測していなかったのですが
ヘッドも歪んでいた可能性は高いです。

今回、3番プラグが外れてヘリサートを入れるのがきっかけで
作業を始めたのですが
このエンジンはどの道、バラす必要があったようです。

プラグが外れていなかったら、エンジンを開けていなかったので
プラグが外れて良かったとしておきましょう

手入れが終わったら、ガスケットを載せます。

向きを間違えなように注意します

エアーブローします

いよいよヘッドを載せるのですがですが、

このヘッド、4気筒のくせにデカくて重いので

1度、仮置きします。

ヘッドを載せます

そして、ヘッドボルトを手入れしてエンジンオイルを塗布して

ボルト穴にいれていきます。

その後、トルクレンチを使って締めていくのですが、

BP-ZEのヘッドボルトの締め付けトルクは

76~81N.mなっています。

いきなり設定値で締めるのではなく最初は20N.mくらいで締めます。

軽く締めたあと、ゴムハンマーでヘッド響かせます。

ヘッドに余計な力が掛かている可能性がありますので
これで馴染ませます。

その後、締め付けトルクを徐々に上げていき

規定トルクまで締め付けます。

規定トルクで1回締めたらやめてしまう人がいますが、それじゃダメ!

もう1度、全てのボルトをあたって下さい。
締まるボルトがある場合があります。
締まるボルトがあったらもう1度全てのボルトをあたります。

締まるボルトがなくなるまで繰り返します。

ゴムハンマーで響かせたことや、ボルトの締め方は、
そんなことやる必要はないと言われる方もみえますが、
私は僅かなことの積み重ねが”いいエンジン”を作る
と考えていますので必ずやります。

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