エンジンオーバーホール

たかが自動車のエンジンごときに

300億円の機械並みに手間をかける!!

 

ヴィヴィオ保存会ではエンジン・オーバーホール時に燃焼室を磨いたり

ポート研磨したり、オイルラインやその他のバリ取りをしたり

各部の計測・点検・洗浄を念入りにします。
エンジンを、ただオーバーホールするのではなく
”ファインチューニング”して
エンジンが本来持っているポテンシャルを引き出してあげたいのです。

こんなことは意味がないとおっしゃる方もみえます。
人それぞれ、価値感があるので、それはそれでいいでしょう。

 

しかし、1つ言わせていただくと
私は、元々は発電所のガスタービンという機械の

メンテナンスをする会社で品質管理の仕事をしていました。

ガスタービンは、自動車と比べれば、非常に高額ですし
公共性も高く耐用年数も長いです。

トラブルが出れば
社会に与える影響・保証の問題は車の比ではありません。
ですから、丁寧にメンテナンスされています。
分解された部品は、ボルト1本にいたるまで
整理・整頓されて清掃・手入れされていきます。

そして、私は品質管理の部署にいたので
ひたすら点検・計測・記録をしていました。
これを現場で見ながら私は

「自分の車も、こんなふうにメンテナンスしてもらいたい!」

と、思ったのです。
ガスタービンの基準を自動車に適用したら、どうなるか?
ということです。

しかし、車とガスタービンでは価格が違いすぎます。
非常に酔狂な考えです

酔狂であろうと、なんであろうとやってみたい!

そして、実際にやったエンジンは
極上スイーツのようにしっとりしたエンジンに仕上がりました。

 

そのベース車にヴィヴィオを選んだ理由

ヴィヴィオは、いわずと知れた軽自動車です。

当時のスバル・ブランドの最廉価モデルです。

RX-Rは当時の軽自動車の中では非常に高額でしたが
レガシィRSやインプレッサWRXと比べれば安いものです。

しかし、ヴィヴィオは安価な軽自動車といえども
足回りを始め各部がきちんと作り込まれている。
コスト最優先の軽自動車にあって
富士重工は手を抜くことなくヴィヴィオを設計・製作した。
これも、非常に酔狂なことだと思います。

私の酔狂な試みを試すベース車にはピッタリといえます。

ヴィヴィオをウルフ・カウンタックのように一品モノとして
ビシっと仕上げてやりたい。

もちろん、あなたのヴィヴィオ(RX-Rでなくても)も
それほどの価値のある車なのです

Facebook Comments

コメントを残す

工業遺産・文化遺産を後世に伝える